ダイエットの王道2

ダイエットの王道は、「食事の管理」と「運動」を実行すること。

食事の管理

炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素をバランスよく食べます。

炭水化物には、お米、パン、パスタなど、たんぱく質には動物性、植物性などがあります。できればいろいろなものを食べたほうがいいですね。もちろん食べ過ぎてはだめですよ。

脂質は他の食品に含まれていますから、あえて取る必要はありません。ただし、脂肪を取らなすぎると、抵抗力が落ちたり、女性であれば生理が止まってしまうこともありますから、極端な脂肪分カットはよくありません。これは他の栄要素も同じです。野菜や果物も取り、足りない栄養素があれば、サプリメントを利用するのもいいですね。

運動

ダイエットのためにやったほうがいい運動には3種類あります。筋トレ、有酸素運動、ストレッチ。

●筋トレ

筋肉をトレーニングすることで基礎代謝が上がります。これによって何もしていない(体を動かしてない)ときでも、カロリー消費量が増えます。また基礎代謝が高いと、有酸素運動を行ったときに同じ時間で多くのカロリーを消費できます。大きな筋肉を優先させることで、より大きな効果が望めるということ。自宅でできる種目としては、スクワット、レッグランジ、プッシュアップなど。太極拳をものすごく腰を落としてやるのも効果あり。

冷え症だと代謝が悪いために、体脂肪がなかなか燃焼しません。運動して筋量が増えると冷え症も改善し、結果として脂肪がエネルギーとして多く使われるようになります。

●有酸素運動

体内に酸素を取り入れ、メインエネルギーを脂肪として行う運動。低負荷で長い時間できるもので、歩く、ジョギング、水泳など。ポイントは心拍数が上がり過ぎないように気を付けること。最大心拍数の60~75%内に収めるようにします。最大心拍数とは、どんなに負荷をかけても、これ以上は上がらない心拍数のことで、(220−年齢)で表されます。例えば20歳の人なら200。これの60~75%ですから、(×0.6~0.75)で、120~150。1分間に心臓が120~150回拍動するような運動をするのが、脂肪の燃焼には効果的ということです。できる範囲で長時間おこなってください。基本はLSD、Long Slow Distance。

●ストレッチ

ストレッチをやって柔軟性が高まり関節の可動域が増えると、日常生活上の一つ一つの動きが大きくなります。それによってカロリーが多く消費されるようになります。ストレッチは全身に渡って行うようにしますが、とくに太ももやお尻などの大きな筋肉を優先させましょう。

ダイエットは末永く行うものです。「健康ために」ということであれば、一時的に体重や体脂肪を落とすことにそれほど意味はありません。計画通りにいかないこともあるでしょうが、続けることがとても重要です。決められたルーティンを淡々こなすことができれば、おのずと結果はでます。

馬込沢うえだ鍼灸院



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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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