ちょっと休憩、その前にツボを押す

体を多く使う仕事、頭を多く使う仕事、いろいろあります。体と頭をバランスよく使えればいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。だから「職業病」なるものが存在します。

デスクワークで疲れるところ

デスクワークの人は、腕や手や指、目、首肩、頭(脳)の病気になりやすい。パソコンの使い過ぎによる腱鞘炎、疲れ目、肩こり、不眠などの症状となって表れます。

人間の体は脳が司令塔、そこから発信された命令によって各器官が働きます。司令塔も各器官も使い過ぎれば疲れます。疲れたままではいいアイディアは浮かばず、生産性も停滞したまま。ときどき小休止して仕事の効率を上げましょう。休むときは脳も体も、一斉に休んだほういいですね。

まずは、腕・手・指を使うのを止めます。すると腕や手を固定するために使われていた首や肩などの筋肉の緊張もゆるみます。

そして目をつむります。目をつむれば、目も、目からの情報を受けとる脳も休まります。

小休憩に入る前に

つまりはパソコンの作業を少しの間止めます。そこからしばしの「少休憩」に入るのですが、その前にツボを押す。押しやすい(手の届きやすい)ツボがありますから、そこを押します。

押しやすく効果のあるおすすめのツボは労宮、内関、曲池。

労宮:手のひらのほぼ真ん中、こぶしを握って薬指の先端があたるところ。

内関:前腕部(手首から肘まで)の手のひら側、手首から肘に向かって(指の横幅3本分)のところ。

曲池:肘を曲げてできるシワ外端のところ。

ここを親指でグーっと、5~10秒ほど押します、息を吐きながら押します。その後、心静かにして目をつむります。

小休憩時間をより効果的なものとするために、ぜひやってみてください。

馬込沢うえだ鍼灸院

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村


東洋医学ランキング

kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする