太極拳でやせられるか?

太極拳が向いている人

太ってしまう(適正とされる体重からかけ離れてしまう)人は、多くの場合、意に反して食べ過ぎています。自覚しつつも食べ過ぎを止められない背景には、必ずといっていいほどストレスがあります。やせるためにはストレスをうまく解消しつつ、運動にしても、食事の管理にしても継続しなければなりません。無理があれば続けることができず、一時的にやせてもいずれは元に戻ってしまいます。太極拳には、単にカロリーを消費するだけでなく、精神を落ち着かせる作用があります。太極拳を楽しいと感じられる人は、太極拳に向いているということ。このよう人であれば、太極拳はやせるための手段となりうるでしょう。

やせるために

そもそも何故やせななければならいのか?といった話はおいといて、ここでは理由のいかんを問わず、やせる必要があるという前提で話をすすめていきます。やせるためには、消費カロリーが摂取カロリーを下回らなければなりません。つまりは要となるのが運動と食事の管理。たんに体重が減ればよいのであれば、絶食をすればOK。しかし「健康的に(やせる)」ということであれば運動は不可欠です。

どんな運動をすればいいのか

では、そのためにはどんな運動をすればいいのでしょう?エネルギーの消費を目的としているのであれば何でもいいということになります。最大心拍数の60~75%程度の強度の、長く続けれられるような運動(いわゆる有酸素運動)と筋肉の発達をねらいといしたもの「筋トレ」の両方ができれば理想的です。筋トレは基礎代謝を高めてくれます。しかし何よりも続けることが重要ですから、少しずつでも体重や体脂肪が減っていくのであれば、自分がやりやすい運動が結果的に「よい運動」ということになります。

※最大心拍数の0.6~0.75%の運動:最大心拍数とは、どんなにがんばって運動しても、それ以上は上がらない心拍数のことで、おおよそ「220-年齢」で表される。つまり二十歳の人であれば200。200×0.6~0.75=120~160。1分間の心拍数が120~165程の運動。

やせるための運動

運動不足や心疾患の方は別にして、いわゆる簡化24式太極拳を2~3回(1回に6~7分かかる)やる程度では、それほどカロリーは消費されません。カロリーを消費するだけなら、歩く、走るなどの方が効果的です。

馬込沢うえだ鍼灸院

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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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