坐骨神経痛は症状名

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病院で坐骨神経痛といわれた。坐骨神経痛ってなに?

腰から足に掛けて坐骨神経が走行しています。この坐骨神経が何らかの原因によって障害(身体的ストレス)を受けたとき痛みや痺れが出て、これを坐骨神経痛と呼びます。「何らかの原因」には種々あるので、「坐骨神経痛」はその原因にともなう症状名ということになります。

坐骨神経痛を起こす疾患

何らかの原因とは以下の通り。

腰椎椎間板ヘルニア、脊椎変形、梨状筋症候群、脊柱管狭窄症など。

坐骨神経痛の人が病院で下される診断名はこれらがほとんどで、腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛、脊柱管狭窄症による坐骨神経痛、梨状筋症候群による坐骨神経痛、という具合です。

痛みをとって楽になる

しかしこれら坐骨神経痛の因子とされるものがあっても、痛みのない人もいます。原因究明よりも、どうしたら痛みがとれて楽になるか?その具体的な方法を実践することが最も重要です。

手術を勧められたが気がすすまない、神経ブロックをやったがあまり効果を感じられない、低周波治療やけん引療法は気休めにしか思えない、そういった声はとてもよく耳にします。

治療の効果を上げるためには、疲れを取り、しっかりと寝て、体を冷やさず温めること。これらの処方により、気や血の滞りや湿の停滞を解消することで、坐骨神経痛に対応します。

痛みを認識するのは脳

また坐骨神経痛は、痛むのは坐骨神経走行部位ですが、その痛みを認識するのは脳です。精神的ストレスによって脳内の痛みに対する閾値が下がってしまうと、痛みに対してとても敏感になります。下がった閾値を上げるためには、心身ともにリラックスすることです。ひどくならないのであれば、適度に運動もしたほうがいいですね。もちろん運動のやり過ぎが思い当たりのであれば、安静にしてください。

「神経痛」は気ながに治す

〇〇神経痛、△△神経麻痺など、病名に「神経」がつくものは一般的に長引く傾向にあり、坐骨神経痛もその一つです。できることをこなすのは大切ですが、よくなるには少し時間が掛かるかも知れないということを頭におき、腰をすえて治療していきましょう。とはいえ、神経質になり過ぎるのもよくありませんよ。

読んでくれてありがとうございます。

馬込沢うえだ鍼灸院



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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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