㋮ただ痛がるだけでなく腰痛について考える7
神経根症以外で、腰下肢に痛みが出るもの 腰と下肢の間(つまりは骨盤や鼠径部・大転子の辺り)が痛むものに、脊髄神経の前後枝の放散痛、股関節異常、仙腸関節異常などがあります。 〇上部腰椎の前枝痛、後枝痛 ヘルニアや椎間関節の…
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神経根症以外で、腰下肢に痛みが出るもの 腰と下肢の間(つまりは骨盤や鼠径部・大転子の辺り)が痛むものに、脊髄神経の前後枝の放散痛、股関節異常、仙腸関節異常などがあります。 〇上部腰椎の前枝痛、後枝痛 ヘルニアや椎間関節の…
腰下肢痛 単に腰が痛むものを腰痛と呼ぶのに対して、腰痛にともなって(腰部に原因があって)下肢の痛みやシビレがあった場合、腰下肢痛といいます。腰痛がなく下肢痛だけのこともあり、それについては後述。この場合の下肢痛を坐骨神経…
急性腰痛 腰痛を引き起こす運動器疾患もしくは腰痛因子と呼ばれるものには、脊椎分離症、脊椎すべり症、椎体圧迫骨折、変形性腰椎症、不良姿勢などが挙げられますが、これらが決定的因子になるわけではありません。最終的には、 椎間関…
骨盤の歪みの話 ここまで読んでいただいた方はもうお分かりだと思いますが、「骨盤の歪み」は必ずしも痛みの原因とはなりません。骨盤が歪んでいても痛くない人もいれば、歪んでいなくても痛い人もいます。「歪み度合い(歪み具合)」と…
安静にしたほうがいいのか、動いたほうがいいのか 腰が痛いとき、安静したほうがいいのか、それとも動いたほうがいいのか。答えは「楽になるほう」です。 〇安静にした方がいい場合 痛みの原因が明確にわかっているギックリ腰などのと…
慢性腰痛と急性腰痛 腰痛を「時期的なもの」で分類すると、慢性腰痛(持病としての腰痛)、急性腰痛(ギックリ腰)、慢性期の中の急性腰痛(発作)の3つがあります。 慢性腰痛には、スポーツや日常の生活動作よって腰の筋肉に過度な負…
筋肉に問題がある慢性腰痛 腰痛はいくつかに分類することができます。そのうちの一つが筋肉や筋肉を包んでいる筋膜の状態が悪くなり、それによって腰が痛む「筋筋膜性腰痛」です。 立ちっぱなし、坐りっぱなしなど、同じ姿勢を取り続け…