トレーニングの原則はいろいろなことに当てはまる

東洋医学

トレーニングの効果を最大限引き出すための「トレーニングの原則」というものがあります。

オーバーロード(過負荷)の原則

トレーニングを行うときは、体力や能力に応じて一定の負荷をかける必要があるというものです。「トレーニング」ですから、これは当然といえば当然です。一定の負荷がなければ、それはトレーニングではありません。逆の考え方をすれば、体力や能力が向上しているのであれば、この原則を満たしているといえます。気を付けなければならないのは「やり過ぎ」、負荷のかけ過ぎです。負荷に見合うだけの休養がなければオーバーワークになってしまい、トレーニングの効果が薄れるばかりか、逆効果になってしまうこともあります。

漸進性の原則

トレーニングは簡単なものから難しいものへ、強度の低いものから高いものへと、少しずつレベルを上げていくというものです。本人の能力に対して簡単すぎるトレーニング内容では上達は望めないし、また難しすぎても理解・吸収することができません。現状を維持するだけでなく、レベルアップを図るのなら、今よりも難易度をを上げていく必要があります。

全身性の原則

狭義の意味では体全体をバランスよくトレーニングするというもの。スポーツの場合、ある特定の種目を行うこと自体が体にとってアンバランスであるともいえます。例えば、相撲と新体操では必要とされる能力がまったく違います。しかし、筋力、持久力、柔軟性、巧緻性、敏捷性、平衡性、パワーのいわゆる7大体力は、その競技においてすべて求められものです。また「全身性の原則」が「バランスの重要性」であると考えれば、「相乗効果が生まれるようなトレーニング」と捉えることもできます。これはスポーツにおいての筋力トレーニングに限ったことではありません。

反復性の原則

繰り返し行うことで身に付くというものです。トレーニングは、1回で大きな効果があらわれるものではありません。「継続」によってできなかったことができるようになります。どんなにがんばったつもりでも、1回のトレーニングで得られるものはわずかなものです。ただ続けてさえいればいいわけではありませんが、これなくして目的が達成されることはほとんどないといっていいでしょう。

個別性の原則

個人個人の能力に応じたトレーニングが効果的であるというものです。例えばパーソナルトレーナーをつけてトレーニングすることで、より自分にあったトレーニングをすすめることができ、それなりに上達します。しかし周りの見えない環境の中では、「井の中の蛙」になる可能性もあります。求めるものに応じたトレーニング方法や、それを行う場所といったものまで考慮することができれば望ましいといえるでしょう。

意識性の原則

トレーニングを行う本人が、使っている筋肉や、そのトレーニングの意味を理解することでトレーニングの効果が高まるというものです。理解していなくても一定の効果は得られますし、ときには理屈や理論を考えずに没頭することも必要でしょう。しかし門前の小僧では、お経を諳(そら)んじることはできても、応用の効かないものになる危険性があります。

特異性の原則

短距離選手と長距離選手など競技によって、また職種などによってトレーニングすべきことが異なるというものです。専門的になるほど、トレーニングの方法も細分化されていきます。とはいっても基本はもちろん大切で、「スペシャリスト」も「名プレーヤー」も基本ができてこそは生まれます。

トレーニングとは、できないことをできるようする訓練や練習で、「トレーニングの原則」は、日常の生活でも活かされるものです。とくに「治療」はトレーニングと同様に心身をよくするためのものであり、トレーニングで大切なことは、治療にもおいても大切であるということがいえるでしょう。

中央林間うえだ鍼灸院



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