じんましんがでる

じんましんは心身の不調

かゆみを伴うじんましんはうっとおしい。見た目もよくないですね。

体調が悪いからじんましんがでます。じんましんが出たとき心身の体調は悪い。目に見えない症状がきっと他にもあります。

湿疹との違いは、急にでて急に消える(数時間以内)のがじんましん。数時間から数日続くのが湿疹、皮膚の症状ということでは同じです。

自身では、これまで(記憶にある中で)、一度だけじんましんが出たことがあります。原因はおそらく食べたサバのせい。そのとき食べたサバが古かったのか、腐っていたのかわかりませんが、ふだんサバを食べたからといって、じんましんがでることなどありません。疲れていたせいでしょうか?けっこうなかゆさでしたが、すぐに治まりました。

じんましんと冷え症

じんましんを繰り返したり、湿疹が長引く人は、慢性的に身体が冷えている(つまり冷え症)場合が多いですね。湿疹の「湿」は体に溜まった余分な水分のこと。湿があれば体が冷えます。冷えによって代謝が悪くなり、体の解毒作用も低下します。本来便や尿によって排出されるはずの毒素や老廃物が皮膚に出てしまったものが、じんましんであり湿疹です。

じんましんの根本療法

じんましんや湿疹がでたとき、塗り薬を塗るなど、そこを何とかしようとします。しかしそれは対症療法にしかなりません。症状が治まればそれ切りにしまうことが多いですね。根治のためには冷え症をよくし、しっかりと眠って、ストレスを溜めない。バランスよく栄養を取る必要があります。

月曜日の朝になるとじんましんがでる患者さんがいました。別に月曜日の朝だけに食べていた特定の物があるわけではありません。これは心因性のものと考えて間違いないでしょう。会社に行きたくないというこころの声がじんましんとなって表れています。こんなとき、会社を辞めない限りじんましんは治らないのではと思いきや、そうではありません。

気持ちを前向きに

身体の中の気血水を補って体力を充実させれば、会社に行きたくないという後ろを向いていた気持ちが、前を向くようになります。

冒頭にもお話しましたが、慢性的なじんましんや湿疹は、多くの場合他の症状もあわせもっています。このときの症状は、イライラする、気持ちがネガティブになる、集中力が低下するなど目に見えるものだけではありません。いつの間にかイライラしていたり、いつの間にか気持ちがネガティブになっていたり、いつの間にか集中力が欠けていたり、いつの間にか他人に冷たくなっていたりします。「いつの間にか」ですから、自分では気づいていないこともあります。

じんましんと鍼灸

表れてもすぐに消えるじんましんなら放っておくか、対症療法的なものでも問題はありません。しかしじんましんが頻繁にでるというのであれば、やはり根本に働きかけ、じんましんがでやすい体質を改善していくことをおすすめします。鍼灸は疲労や不眠、冷え症をよくしていくための有効な手段となります。

馬込沢うえだ鍼灸院

症状が重くなかなか治らないとき、発熱を伴うときなどは重大な病気が潜んでいることもあります。このようなときは病院で診察を受けてください。





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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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