目が疲れる

肩や頭は休めても、目は休めない

目が疲れると仕事の能率が落ちます。

目の疲れは、目の使い過ぎ。使い過ぎるなと言われても無理、それでは仕事になりません。テレビ、パソコン、スマホ、映画のスクリーンと、現代に生きる私たちの目は、過酷な環境の中で毎日健気に働いてくれています。

ふつう目を使っているときは体の他の部分も使っていて、だから肩が凝ったり、頭が疲れたりします。少し休憩しようと仕事の手を休めて、で、テレビをみたりします。これでは肩や頭は休めても、目は休めない。目は大変です。

目の疲れは、肝の疲れ

東洋医学的にみれば、五つある蔵の中で目との関りが深いのが「肝」。古典にも「肝は目に開竅する」とあります。肝は筋の働きも担っていて、肝の機能低下により視点を合わせるための筋肉が弱くなって、目が疲れる。肝は血のコントロールも行っています。肝の不調により血の流れが悪くなると目を滋養できなくなり、やはり疲れ目に。

さらに肝は「疏泄」をつかさどります。疏泄とは淀みなく巡るという意味で、疏泄がうまくおこなわれないとイライラすることが多くなります。疲れ目のあなた、イライラしていませんか?

慢性的は冷えは血の巡りをひどくする

慢性的な冷えがあると、血の巡りのわるさが一層ひどいものになります。冷えが軽くなれば血行もよくなります。適度な運動をして、しっかり湯船に浸かるように。今更ですが、目に限らず疲れを取るためには睡眠が何よりも大切です。

目が疲れるあなた、目を使い過ぎです。目を休めてあげてください。目をつむる、遠くを見る、温かいタオルを乗せる。そして湯船に浸かって、グッスリ眠れば、目の疲れと同時に肝の疲れも癒れます。

栄養も大切。ブルーベリーだけでなく、いろいろなものをバランスよく食べましょう。

疲れ目と鍼灸

東洋医学的には目が疲れるのは「肝血」が不足し目を滋養することができなくなてっている状態です。少し目を休めることで疲れ目が解消するのであればそれほど問題ではありません。が疲れるのあ目だけでなく、全身の疲労感じていたり他の症状もあるのであれば、積極的に改善することをおすすめします。鍼灸は目の周りのツボを刺激するだけでなく、全身の体調を調えることで根治に働きかけ、疲れ目に対応します。

●現代人は目の使い過ぎ(近くばかりを見過ぎ)

●目が疲れているとき、肩や頭も疲れている

●目の疲れを癒すには、目をつむる、遠くを見る、温かいタオルを乗せる

●慢性的に体に冷えがあると目が疲れやすい

●目に限らず疲れをとるために何よりも大切なのが睡眠

●栄養バランスの取れた食事を

読んでくれてありがとうございます。

馬込沢うえだ鍼灸院

糖尿病や肝臓病で目が疲れることもあります。予防養生を。



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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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