簡化24式太極拳を筋トレとして行う
日本で「太極拳をやっている」人の90%以上は「簡化24式太極拳」。太極拳には様々な流派があって、健康のためであれば簡化24式や楊名時式がよくて、武術的なものを求めるのなら陳式がいいといわれたりします。自分がやった感じではその通り、しかしこれは「やり方」によります。
確かに陳式は、規定套路でも瞬発的に力を出す場面や足を高く上げたり、飛んだり跳ねたりするところが比較的多く、年配者にとっては結構大変、真似しようと思ってもできません。一方、簡化24式や楊名時式は、やっている人の平均年齢がかなり高いということもあって、いかにも健康体操という感じがします。しかし簡化24式も楊名時式も、一つ一つの型を理解すれば、もともとは武術だったんだということがわかります。
陳式でも手を抜けば楽にできるし、簡化24式もやり方によれば体に対して、ヒジョウに大きな負荷をかけることができます。そのためには腰を落とすこと。腰の位置が10セン下がるだけで、足腰にかかる負担は相当大きなものになります。
スクワットもいいですが、簡化24式太極拳を筋トレとして行うのも大いにありです。
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