防衛する

マスクをしている人が本当に多いですね。人混みに行かないで済むのならそうしたい、がなかなかそうもいきません。

細菌やウィルスから身を守るために自分でできることは、マスクをする、手を洗う、うがいをする、そして何といっても体内の「気」を充実させる。※ウィルスの大きさとマスクの孔の大きさの比較から、市販のマスクに感染予防効果はまったくないといった見解もあります。

気がもっている防衛作用

6つあるうちの気の働きの1つが「防衛」です。ちなみに他の5つが栄養、推動、温煦、化生、固摂。

マスクや、うがいや、手洗い以上に重要なのは、体内の防衛作用を強くすること、すなわち免疫力の強化です。

寝て、食べて、温めて、防衛力を高める

その具体的方法は?

寝る、食べる。とくに睡眠時間を確保して「気」を充実させることは、防衛力を高めるための絶対条件。

体を横たえる時間(ベッドで過ごす時間)の短い人はこれを長くし、うまく寝付けない人は不眠症を治すことです。

しっかり眠ることができれば大切なものを守れます。

読んでくれてありがとうございます。

体の防衛力を高めために

〇十分な睡眠をとる

体内をめぐる「気」は働きによって呼び方が変わります。臓腑などを栄養し、その活動を支える「営気(えいき)」と、体表近くにいて身体の熱が外に逃げないように調節したり、外からの「邪」を侵入させないよう防衛的な役割を果たす「衛気(えき)」があります。これら「営衛の気」はしっかりと睡眠をとることでその力を十分に発揮することができます。

〇栄養バンスのとれた食事を心がける

栄養が不足すると体を衛ることができません。すべての食べ物には「気」があり、一つの食べ物の気の力を得るためには、別の食べ物の力が必要です。バランスよく食べることが相乗効果を生みだします。

〇体を冷やさない

西洋医学的にみても、体を温めることで白血球の働きが活発になるなど、免疫の力が高まることがわかっています。逆に体が冷えると風邪を引きやすくなったり、感染症を起こしやすくなったりします。入浴時にはしっかりと湯船につかり、体を温めましょう。

妊娠力と防衛力

体力には、速く走る、重いものを持ち上げることができるなどの「行動体力」と、風邪を引かないなどの「防衛体力」があります。妊娠のために必要なのは防衛体力のほうです。予防養生に努めることが、防衛体力を高め、ひいては妊娠しやすい体にするということにつながります。

馬込沢うえだ鍼灸院






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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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