眠りの量を確保する
「良質の睡眠」とは質と量が兼ね備わってこそのもの。
毎日の生活のために睡眠はとても大切なものです。どんなに深く眠れたとしても量が足りていなければ、その睡眠は十分とはいえません。最低限の量というものがあります。もし、うまく眠れないことで日中の活動に支障をきたしているのであれば、積極的に改善していったほうがいいですね。
睡眠は質も大切、量も大切です。朝起きる時間は決まっています。量を確保しようと思ったら、就寝時間を早くする必要があります。ところが、ベッドに入ったもののうまく寝付けないとなると、結果的に睡眠時間は短くなってしまいます。
寝つく
睡眠障害には主に、入眠障害、熟眠障害、途中(早朝)覚醒の3つがあります。
●入眠障害:寝つきが悪い。何時間も、ひどければ明け方まで眠りにつくことができない。
●熟眠障害:全体的に眠りが浅い。
●途中覚醒:睡眠中に目が覚めてしまう。そのまま朝まで眠れないことも。
寝つきが悪ければ睡眠の絶対量が減ってしまいます。
人間の体温は午後になるにつれて上昇します。規則正しい生活をしていると、起きている時間に保っていた体温が下がり、そのときに眠気を催し、ふつうであればそのまま眠りに入っていきます。しかし冷え症の人は、もともと体温が低いためにそれ以上下がらず、眠りにつくことができません。体温が高いほど睡眠の総量は多くなるということもあり、冷え症の改善が「寝つき」をよくるすポイントになります。※寝つきをよくするために入浴は効果的。ぬるめのお湯にゆっくりとつかようにします。
本当の意味でリラックスする
神経が高ぶっているとうまく寝つけません。脳への情報をシャットアウトするために、静かなところで目をつむったとしても、不眠症の人は眠りに入っていくことができません。だから困るわけです。心配ごとや悩みごとがあるとなおさらです。
心配や悩みはカンタンになくなるものではありませんが、一時でもそこから解放されましょう。本当の意味でリラックスするためには、体を動かして(運動して)、心身をある程度緊張させます。その反動で自然に寝付くことができるようになります。すぐに効果が表れなかったとしても、あきらめずに、だからといって一生懸命になりすぎずに、習慣化させることがとても大切です。
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