踵を上げよう、カーフレイズとスワイショウ

東洋医学

踵を上げよう

ふくらはぎは第二の心臓といわれます。第一の心臓(つまり心臓)の力で、体の各細胞・組織に血液は送られ、第二の心臓(ふくらはぎ)の力で心臓に押し戻されるのをサポートします。心臓は自律神経によって動いていますから放っておいても仕事をしてくれますが、ふくらはぎの筋肉は随意筋ですから、そういうわけにはいきません。立ちっぱなしだとふくらはぎが浮腫むのは、その部分で血液が停滞してしまうから。停滞した血液から血球成分(白血球、赤血球、血小板など)を血管内に残して、血管の外にしみでてしまったのが浮腫みです。浮腫みは運動不足を表すものの一つですが、浮腫みがなければ運動不足ではないということにはなりません。血液を全身に巡らせるために、踵の上げ下げの運動をしましょう。

リモートワークになって

リモートワークになる前と後とで、活動量がほとんど変わらない筋肉もあれば、著しく活動量が減った筋肉もあり、その一つが下腿三頭筋です。踵を上げるための筋肉は下腿三頭筋(腓腹筋の内側頭、外側頭、ヒラメ筋)です。腓腹筋の内側頭、外側頭は膝関節をまたぎ、ヒラメ筋はまたぎません。ですから、これら3つの筋肉にまんべんなく刺激を与えるためには、踵上げの運動を、立った状態とイスに腰かけた状態の2つのパターンで行う必要があります。ウェイトトレーニングの種目でいえば、スタンディングカーフレイズとシーテッドカーフレイズ。またスワイショウも効果的です。

スワイショウとは、立った状態で腕を前後に振る運動で、これを踵上げ下げしながら行います。踵が上がったときに腕を前に上げる、もしくは後ろに上げるなど、いろいろと変化を加えながらやってみましょう。また踵が上がったときにお尻を引き締めるとヒップアップの効果も望めます。

運動不足は悲しさをもたらす

外出しなくなれば多くの人は運動不足になります。なぜ運動不足がよくないかといえば、病気になるから。病気になると自分や家族がつらい思いをします。病気になると、痛かったり、苦しかったりして、死んでしまうこともあります。もちろん急にそんなことになるわけではありませんが、そうなってしまわないように、運動は足りていることが大切です。

東洋医学的に考えると、「悲しみ」は肺を傷(やぶ)ります。これは言い方を換えれば、悲しみで気分が塞ぎこめば肺疾患にもなるということで、その裏には運動不足もあるでしょう。踵を上げれば、あなたも、あなたの周りの人もきっと元気になりますよ。

中央林間うえだ鍼灸院



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