帯状疱疹は疲れている証拠

東洋医学

疲れていると発症する

帯状疱疹は疲れている証拠です。休むことを先送りにしてはいけません。

帯状疱疹(帯状ヘルペス)は水痘(水疱瘡)・帯状疱疹ウィルスを原因として起こる皮膚疾患です。小児期の水疱瘡が治ったあとも体内に潜んでいて、大人になってからも体が疲れたときなどに、ウィルスに対しての抵抗力が弱まり発症します。症状としては、ピリピリするような痛み、皮膚の赤み、水疱など。またそれらが落ち着いてからも帯状疱疹後神経痛が起こることもあります。帯状疱疹後神経痛は肋間(肋骨と肋骨の間)をはじめ体中のいたるところに出る可能性があります。後遺症を防ぐためにも、兆候が表れたら早め受診することをおすすめします。

東洋医学的にみると

帯状疱疹を東洋医学的にとらえると、気虚をベースに水が滞った状態です。気は体内を巡ることで、五臓、六腑、体幹、四肢を滋養しています。しかし気が虚してしまうと、気の持っている「推動」「温煦」などの働きが低下し、さまざまな病気を引き起こします。気の力が弱くなってしまうことを気虚といい、原因はストレス、寝不足などからくる疲労の蓄積です。

推動作用とは、エネルギーを推し動かす働きのことで、血や水など、また気自体もこの力によって体内を巡っています。推動作用が低下すると、気や血や水など体を滋養するものが届くべきところに届かなくなってしまいます。

温煦作用とは体を温める作用のことです。生命活動を営むためには一定の体温が必要で、これがなければ生命を維持することができません。また体温が下がるにともない免疫力が弱くなることがわかっています。

帯状疱疹によって表れる水痘は「水」の異常です。この目に見える症状を手掛かりに、「本治法(全身の治療)」を施し帯状疱疹に対応していくことが非常に重要です。

帯状疱疹に対して自分でできること

●疲労を取り除く

帯状疱疹やその後遺症を改善させるためには、体に溜まった疲労を取り除く必要があります。帯状疱疹に限らす病気が「自然に治る」というのは、病気には痛みや疲れをはじめさまざまな不快な症状があるためです。人や動物は痛みや疲れがあると活動量が著しく低下します。これによって心身が休まり治癒力が高まります。もし疲れが自覚できていないのであれば、今一度思い当たることはないか生活を見直してみましょう。

●しっかりと寝る

疲れをとり除き、治癒力、免疫力を高めるには、質量ともに十分な睡眠を確保する必要があります。しかし、神経が高ぶっていたり、体が冷えていたりすると、寝つきが悪い、眠りが浅いなどで、睡眠の総量が減ってしまいます。

●体を温める

疲れを取るためにも、しっかりと寝るためにも体を温めることがとても大切です。入浴時にはゆっくりと湯船に浸かるようにしましょう。温めることで症状がひどくなる場合は、その都度対処します。

●栄養バランスのよい食事をこころがける

生命力、免疫力を高めるには腎を補うことが大切です。黒ゴマ、黒豆、黒ショウ、ヤマイモなどが滋養強壮に優れ、補腎によい食べ物です。栄養バランスの取れた食事にプラスして、これを積極的に取るようにしましょう。また胃腸に負担をかける冷たいものや脂っこいものなどは避けるようにします。

帯状疱疹と鍼灸

水疱や痛みが表れていても、帯状疱疹は皮膚だけの病気ではありません。体全体の病気であるという認識のもと、痛みを取る「標治」と合わせて、根本に働きかける「本治」が必要です。

中央林間うえだ鍼灸院



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