生真面目はこころの病になりやすい
バランスを立て直すために病気になる
こころの病になりやすい自分の中の「生真面目」をどうするか?
崩れそうでも崩れない、よろめいても倒れなければ何とかやっていけます。
崩れたバランスを立て直せなかったときが病気。
バランスの崩れ具合によって、膝をつくか、手をつくか、ひっくり返るか、
病気の程度もいろいろです。
病気になると普段できていることができなくなるのは、
それをするな、無理をするな、ということで、
崩れたバランスを立て直すために病気になるといってもいい。
自律神経のバランスを取る
バランスが大事です。
自律神経なら、交感神経に傾くとき、副交感神経に傾くとき、双方ありますが、
どちらか一方に傾きすぎると病気になります。
メディアでは「副交感神経に傾くための方法(リラックスの方法)」
などが目につきますが、
それは、現代人はふつうに生活していると交感神経に傾きがちになるから
「リラックスしよう」と声高にいわれるのであって、副交感神経にばかり偏るのもよくないですね。そのように考えると、私たちが思っている「ふつう」はふつうでないのかも知れません。
「こころの病」になる人の特徴として「生真面目」があります。
これは、こころの病になる人は交感神経に傾きやすいとも言い換えられます。
生真面目は楽で苦しい
生真面目な人に生真面目をやめろと言っても、やめられるものではありません。
生真面目な人は、生真面目にしていた方が、
生真面目にしていないよりもが楽だったりします。
誰でも、生真面目な部分と、そうではない部分がありますが、
要は程度の問題、過ぎるのがよくない。それ故に病気になってしまったら、
それは「過ぎた」ということ。過ぎたるは及ばざるがごとし、
ということになってしまいます。
「過ぎる生真面目」を「ふつうの生真面目」にするにはどうしたらよいのか?
なかなか簡単なことではありませんが、
気持ちのありようとして、病気になっているときの気持ちの感覚を
常に(病気が治ってからも)、こころにたずさえておく。
だるさ優先
病気になるとだるく、だるいと何もしたくなくなります。
このときの「だるくて何もしたくない」という気持ちを優先させる。
元気なのはいいことです。
しかし生真面目な人は、元々が生真面目ですから、
元気だと本領を発揮して、いつまでも生真面目でいてしまいます。
だから元気でいつつ、「だるくて何もしたくない」
「病気なんだから休んでいいんだ、休んだ方がいいんだ」という気持ちを忘れない。
それぐらいで調度いい、それぐらいでバランスがとれます。
こころの病と鍼灸治療
こころの病は体の症状となってあらわれます。こころと体は深く関わり、体をよくすることでこころも調子を取り戻すことができます。こころと体、双方に働きかける鍼灸は「うつ」などによい効果をもたらしてくれます。
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湯船にはしっかり浸かる。
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