むくみさん、さようなら
むくみ解消のポイントは「巡り」
気の巡りをよくすることでむくみは解消されます。気の巡りがよくなると、血や水の巡りもよくなります。「むくみ」は余分な水分。あるはずでないところに溜まった余分な水分です。
むくみの正体
血液の流れが悪いと、血管内で血液が停滞します。この状態のときに白血球や赤血球などの血球成分を残して、血管の外に染み出してしまったものがむくみの正体。いつまでも無くならないむくみは、血管と並走しているリンパ管の流れも悪い。
ふつう飲んだり食べたりして摂取した水分は、体内を巡り必要なところに行き渡った後、尿や便・汗となって体の外へ出ていきます。しかし巡りが悪いと出ていかずに「むくみ」になります。
むくみやすい人は冷え症が多い
水は高い所から低い所へ流れますから、立ちっぱなしの後にむくむのは足、膝から下です。逆に朝起きた時にむくみやすいのが顔。ともに時間が経つに連れてなくなるのであれば問題ありません。
ちなみに顔に鍼をうつこと(世間では美容鍼と呼ばれる)で顔面部のむくみをとるこができます。結果、小顔になりますが、骨格の大きさを変えることはできません、残念ながら。
体内を巡るものには3つあって、気・血・水の3つです。気の滞りを気滞、血の滞りを血瘀といいます。水の滞り(余剰水分)を湿または痰といい、むくみもその一つ。無駄な水分が溜まっているわけですから、冷え症の人が多いですね。血も水も、気の力によって巡りますから、むくみやすい人は気の力が不足していると考えられます。
心臓病や腎臓病の症状としてのむくみもあります。いつもむくんでいたり、動悸や息切れ、呼吸困難などの症状があったら、病院でみてもらってください。
むくみと鍼灸
鍼灸には気血水の局所的な循環をよくしたり、全身に働きかけてむくみを解消したりすることのために、有効な手段となります。
疲れを溜めない程度に運動をして、むくみ解消。
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