したくないのにイライラしてしまう
自分にとって居心地のいい場所に身をおく
イライラしない方法はないものか?
自分にとって居心地のいい場所や自分の得意な分野に身をおけば、イライラは大分少なくなります。
苦手な分野でがんばろうする、苦手だけどやらなきゃしょうがないから無理をせざるをえない、がんばろうとしてもそれは無理でしかなく、結局はイライラするはめになる。だからといって得意な分野だけを生きるわけにもいかない。
苦情係を何年もこなしている人もいる一方で、クレームセンターに移動になってうつ病になってしまった人もいます。場合によっては逃げることも必要です。
イライラも神様が与えた感情だから必要なものではあるのでしょうが、イライラしなくて済むものならそうしたい。
イライラは生理的なもの
イライラしてもすぐに治まるのであれば、それは生理的心理状態の範疇です。問題は自分でもおかしいと思うようなイライラ。少しずつ溜まったイライラが、ある日何かをキッカケにして切れる。抑えていたものが抑えきれなくなって爆発する。一気に大爆発しなくても、少しずつ蓄積されたイライラは病気という形になって表れます。これは何とかしないと。何に対してにイライラしているのかとえば、実は思い通りにならない現況だったり、ふがない自分にだったりします。だから余計にイライラするのですが、かといって思い通りになるものではありません。
イライラを忘れる
イライラを忘れるのが上手いといううらやましい人がいます。どうやったら忘れられるのか?
イライラすると気が滞ります。イライラが忘れられない、イライラがどうしても体にこびりつくという人は、もともとの性格もありましょうが、こころや体に余裕がない。ではこころや体に余裕持たせるにはどうしたらいいか?確実にいえるのはよく眠る、体を温めリラックスする。よく眠り、体を温めてリラックスすれば気の滞りも解消されます。簡単ではありませんが、難しく考えても始まらない。よく眠るためには多くの場合運動が有効です。
イライラと栄養の関係
血糖値が下がり過ぎるとイライラが起こります。血糖値が上がりやすい食べものがあります。食べて甘いと感じるものは血糖値が上がりやすく、また上がるまでの時間が短い。このようなものを日頃から多く取り過ぎていると、低血糖症といってインスリンの働きで血糖値が急激に下がります。このときに同時にアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されイライラが起こります。イライラに限ったことではありませんが、どんなときでも(体調がおかしいと感じたときはとくに)栄養は過不足なくバランスよく摂取できているか、といったことを見直す必要があります。
イライラすることと不妊との関係
イライラするのは、気(主に肝気)の巡りが滞り、それにともない血や水の状態も悪くなります。またイライラするようなときは気は体の上の方に偏り、体の下方のエネルギーが不足します。とくに冷え症の人は顕著で、これによって腎が充実せず不妊症になります。
イライラと鍼灸
イライラは、東洋医学的に考えると肝の気の巡りが悪くなっている「肝気鬱滞」です。鍼灸は「疏肝理気」を図りイライラやイライラに関係する様々な症状に対応することができます。
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カルシウムを取ろう
カルシウムが不足するとイライラしやすくなります。栄養バランスの取れた食事を。また月経期や更年期にともなうイライラもあります。無理をしないように。