したくないのにイライラしてしまう3

普段から気功をやる

東洋医学(中医学)の四大療法が、鍼灸、生薬、推拿(マッサージ)、気功の4つ。どれもこころと体の両方をよくしていくもの、ということで共通しています。

鍼や灸は「ツボ」ーつまりは「体」ーに対して行いますが、鍼や灸の刺激はツボを通してこころにも体にも効果を及ぼします。鍼灸治療を受けていてるとき、頭の中はいわゆる瞑想状態になります。マッサージも同様。生薬も体の症状に効くものと、こころの症状に効くものとがあります。

「気功」も治療や病気の予防として行われます。他の3つと違うのは一人でできること。※内気功の場合

心・身・息、の3つを整える

気功には動きを伴う動功と動きを伴わない静功があり、最近のトレンドともいえる「マインドフルネス」の言葉とペアで使われることの多い、いわゆる「瞑想」は静功の一種ですね。どちらにも三つの要素として、調身(体を調える)、調心(こころを調える)、調息(呼吸を調える)、があります。

これらのことによって、脳波がα波に変わり、セロトニンの分泌量が増え、自律神経が整うといったことが起きます。感覚的なものとしては「スッキリ」します。最近では脳波を図るための簡易的な道具もあります。

気功をやれば自律神経も整う

つまり、調身、調心、調息により、α波がでて、セロトニンの分泌量が増え、自律神経が整うなどのこと起これば、それは「気功」ということになります。

動功でも、静功でも、好みに合うものをやればいいですね。個人的には太極拳(太極拳も動功)がおすすめです。

太極拳を行う際の注意点として、呼吸に集中する、体の変化を観察するなど、細かいことをいえばいろいろありますが、とにかくやればいいと思います。

イライラを鎮めるためにやってもいいし、時間のあるときに暇つぶしにやってもいい。やっているうちにイライラすることが減ってきます。まずやりましょう。

※気が付いたら人を殴っていた、暴力をとめられないなどのことがある場合、医師による投薬治療やカウンセリングが必要なケースもあります。

気功で妊娠しやすい心身にする

なかなか子宝に恵まれないというのは、妊娠を望む人にとって非常に大きなストレスであり、精神的に追い詰められると「自分でも抑えきれないイライラ」に悩まされることになります。ときどきはイライラすることはあっても、定期的に気功を行い「落ち着いているのがふつう」となるようにしましょう。西洋医学的不妊治療をしていてもしていなくても、気功は誰でも気軽に簡単にできます。

読んでくれてありがとうございます。

馬込沢うえだ鍼灸院

とりあえずはスッキリする。



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kiichiro

鍼灸師。東洋医学について、健康について語ります。あなたの能力を引き出すためには「元気」が何より大切。そのための最初の一歩が疲労・冷え症・不眠症をよくすること。東洋医学で可能性を広げられるよう情報を発信していきます。馬込沢うえだ鍼灸院院長/日本良導絡自律神経調整学会会員/日本不妊カウンセリング学会会員//日本動物愛護協会会員

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