肌が荒れていると老けて見える
肌荒れの原因には内的なもの、外的なもの、それ以外のもの、があります。
東洋医学的にみると(西洋医学でも)、病気の原因には外因と内因、不内外因があり、肌荒れにもあてはります。
外因 : 風・寒・暑・湿・燥・火など、気候の変化、温度や湿度のこと。
内因 : 怒・喜・思・憂・悲・恐・驚など、感情のこと。
不内外因:外因にも内因にも入らないもの。暴飲暴食、労働、房事(性生活)、外傷、ウィルスなど。
どれもあって当たり前のものですが、「過ぎる」と体調を悪くし病気の原因となります。
お肌は全身の調子を表す
肌荒れは、これらの因子そのものによって、もしくはこれらの因子により、疲労、睡眠不足、胃腸障害、冷え症などが生じて(あるいは悪化して)、それによってひどくなります。お肌は体全体の調子を反映するもので、お肌だけの問題ではありません。お肌に悪影響を及ばすストレス(内因)は生活環境により生じますから、ストレスはなるべく溜めずに、早めに解消することがとても大切です。
とくに女性の場合、月経期にはお肌の調子は悪くなります。出血によって体内の血が不足すると気も不足し「気血両虚」となって、これにより気や血によって栄養されている肌がよいときのコンディションを保てなくなります。また加齢にともなって肌も歳を取るものではあります。しかし肌荒れの状態が長く続けば、実年齢以上に肌を老化させてしまいます。
お肌が荒れていたら
お肌は健康のバロメーターで、お肌の調子をよい状態に保つためには、お肌のお手入れだけでは十分とはいえません。肌荒れ、ニキビ、くすみ、顔色が悪いなどのとき、体内の気・血・水の巡りが悪くなっています。洗顔にはぬるま湯を使う、よく泡立てて洗った後は、サッと冷水で流して引き締める、自分にあった化粧水を使う、といったことだけでなく、体の内面をよくすることでお肌の色つやはよくなります。
疲れをとり、睡眠時間を確保、体を冷やさないように気をつけ、栄養バランスの取れた食事をこころがけましょう。
疲れを取るためには、しっかりと眠ることです。お肌の新陳代謝を促す成長ホルモンは、夜10時から深夜2時までの間にもっとも分泌されます。つまりこの時間はお肌にとってのゴールデンタイム。できるだけ逃さないことが、美肌を手に入れるためにの大きなポイントです。
●肌荒れの原因のほとんどは内的なもの
●肌へのお手入れだけでなく、体調をよくすることが美肌への王道
●疲労、冷え、睡眠不足、ストレスはお肌の大敵
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老けて見える二大要素が、姿勢の悪さと肌荒れです。
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