病苦から少しでも逃れるために
冷えに目を向ける
病苦から少しでも逃れたいというとき、目を向けてほしいのが「冷え」。
冷えは万病のもと。
冷え症だと、頭も痛くなるし、肩もこる、腰痛も治りにくいし、こころも病む。妊娠もしづらい。冷え症はいろいろな病気を引き起こす権化となります。冷え症だと癌になりやすいという報告も。
頭痛、肩こり、腰痛、こころの病、不妊、癌、もろもろ体の不調のおおもとが、もし「冷え」にあるのなら、この「冷え」にアプローチしないで体の不調がよくなることは難しいですね。
逆に冷えを改善することで、あなたを苦しめている症状から解放されるかも知れません。
目を向けるところは、実は多くない
症状はいろいろでも、おおもとが一つなら、この一つに目を向け治療して行く(これを「異病同治」といいます)ことが、遠回りのようで近道。
頭痛、肩こり、腰痛、こころの病、不妊、癌、もろもろの表出している症状を考慮しつつ、そのおおもとにあるものをしっかりと見据えることが、対処療法ではない、いわゆる「本治」につながります。
冷えと頭痛、冷えと肩こり、冷えと腰痛、冷えとこころの病、冷えと癌、冷えと不妊、冷えともろもろの体調不良、といった具合です。
症状を一つ一つみていくことは大事ですが、一つの症状に捉われてもダメです。
冷えと鍼灸
東洋医学としての鍼灸を行うときのベースにある理論が「陰陽論」です。体がのぼせたり、ほてったりするようなときは陰を補い、冷えなどの症状に対しては陽を補います。体が自らバランスをとれるようにするのが鍼灸の役割です。
読んでくれてありがとうございます。
「冷え」の他に、おおもとになるものには、疲労と不眠があります。
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