正気をバックアップする

東洋医学

体内にある免疫、正気

体の外から侵入した細菌やウィルス、体内で発生したガン細胞を撃退する自己防衛能力のことを免疫といいます。もし免疫がなかったら、私たちはすぐに病気に掛かかってしまいます。

東洋医学風にいえば、免疫とは、体内にある「正気」のことです。正気がしっかりと働いていれば外部からの細菌やウィルスの侵入を抑え、病気になることはありません。また体内でガン細胞ができても発病にいたらないのは免疫の力によるものです。しかし正気の働きが弱くなったり、異常になったりすれば「病気」となります。正気の敵にはいろいろあって、細菌やウィルスに当たるのが「外邪」。風・寒・暑・湿・燥・火の六淫から生じるため「六淫外邪」とも呼ばれます。また体内より生まれる「内生五邪(内風・内寒・内湿・内燥・内熱)」があり、精神的なものを始めとしたストレスが原因となります。体の中から生じる異変ということで、ガンや自己免疫の疾患なども、これらをベースに考えることができます。

もし免疫力が低下し、正気の働きが弱くなれば感染症などにかかりやすくなるだけでなく、肌が荒れる、花粉症やアトピー性皮膚炎などが生じやすくなる、などのことが起きます。

気の作用

気には以下のような働きがあります。温煦、栄養、推動、防衛、化生、固摂。

●温煦作用:体を温めます。体が冷えていると様々な病気にかかりやすくなります。

●栄養作用:食べ物からエネルギーを吸収し、体の各細胞を滋養します。

●推動作用:気によって、他のエネルギー成分である血や水を推し進めます。気そのものも気の力によって、体内をめぐります。

●防衛作用:ウィルスや細菌などの外からの侵入物が体内に入るのを防ぎます。

●化生作用:食べ物を体内で使える物質に変化(消化吸収)させたりや、呼吸によるガス交換などがの働きです。

●固摂作用:気や血・水といったものがむやみに外に出ていかないよう、つなぎ留めておく働きです。

正気の働きを正常に保つ

こころや体をよい方向へ向かわせるためには、正気がしっかりとその働きを全うできるよう、バックアップする必要があります。

●適度な運動

「気」は体内を巡っているということが重要です。体を動かすことで、外からの邪、内で生まれる五邪の双方に目を光らせることができます。

●栄養バランスのとれた食事

栄養によって気は作られ、また気が正常にはたらくことで食べ物から栄養を取り出すことができます。

●充実した睡眠

質量ともに充実した睡眠を得ることで、正気は常に六作用を満たすことができます。

●体を冷やさない

冷えると気の推動、温煦をはじめ、すべての作用が弱くなります。それを防ぐためには、運動によって体内で熱を産生させることや入浴、栄養の確保といったことが必要です。また充実した睡眠を得るためには、冷え症であってはなりません。体が冷えていると眠りが浅くなり睡眠の総量(質×時間)が減ってしまいます。

●ワクワクする

楽しいと思えることやワクワクすることで免疫機能は高まり、正気の力は強くなります。

鍼灸は免疫力、正気の力を強くする

鍼灸は、養生をバックアップし、免疫力・正気の力を強力なものにします。いくらマスクをしても免疫力や正気の力が弱っていては、感染率は高くなってしまいます。自身を強くすることが最大の防御策です。

中央林間うえだ鍼灸院

旅姿六人衆

♪華やかな者の影で、動く男達、Mr,Suizuらがいてくれたら、今日も大丈夫

~サザンオールスターズの「旅姿六人衆」~

Mr,Suizuというのは、サザンオールスターズの舞台を裏方として支えている人だそうです。このような存在があってこそ、あのステージが生まれるんですね。気がしっかりしていれば大丈夫!